REBUILD

再生事業

不良債権の再生(任意売却)

資産価値の低下などによって支払い不能になった担保債権を金融機関などから一括して買取り、附随する不動産に適切な保守や再開発を施すことで高収益物件へと再生させるプロジェクトです。
より適正な価格の物件が豊富に供給されることで不動産市場も活性化し、日本経済は再び成長するはずです。
もちろん債務者にとっても高金利時代の利払いから早く逃れて再起の道が開ける可能性も高くなります。
豊富な経験にもとづくノウハウを活かし錯綜した権利関係の整理などの法規上の問題を解決したのち綿密な市場調査をもとにした適切な再開発を実施して市場性を高めます。

当社が提案する不良債権の「リノベーション」とは?

当社が提案する不良債権の「リノベーション」とは 主に任意売却を意味します。

【任意売却とは】

債務者(借主)が住宅ローン・借入金等の支払いが困難になった場合、債権者(金融機関など)が担保不動産を差押え、不動産競売の申立てをします。
その不動産を競売で売却するのではなく、不動産所有者と各債権者の合意のもと、競売よりも有利な条件で売却することを言います。
その際、競売の開札期日の前日迄に競売を取下げ、任意売却することが出来ます。
弊社が不動産所有者と各債権者の間に入り、所有者・各債権者・買主の納得のいく価格での売却を成立させます。

任意売却のメリット

任意で売却することにより市場価格に近い価格で売却できます。
競売にはない下記のようなメリットが生まれる可能性があります。

メリット1

通常売却時にかかる以下の支払いも債権者より支払われます。

滞納分管理費(マンション等、管理費の有る場合)債権者が管理組合へ支払う
滞納分住民税・固定資産税債権者が物件管轄の税務署へ支払う
抵当権抹消費用債権者が司法書士へ支払う
抵当権の解除による書類代債権者が抵当権設定者・利害関係人へ支払う
不動産業者への仲介手数料債権者が不動産業者へ支払う

メリット2

市場価格に近い値段で売却が出来る為に、競売より借入金を多く返済できる。

メリット3

一般の売却と同じ販売活動を行うので近隣に事情を知られない。
周りに多重債務・競売等を知られずに内密に売却できる。

メリット4

話し合いにより、引越し費用、その他手当を受け取ることも可能。

任意売却のながれ

※ここでの債権者とは住宅ローン会社もしくは金融機関の事です。

  • 滞納している方

  • ①債権者からの督促

    滞納しているため債権者から督促が来ます。

  • ②当社へ相談

    返済・債務状況の確認を行います。

  • ③市場調査・現地調査

    販売価格の調査・確認を行います。

  • 支払いを続けている方

  • ①当社へ相談

    返済・債務状況の確認を行います。

  • ②債権者と交渉

    滞納する前に債権者と交渉します。

  • ③交渉後支払いを停止

    場合によっては債権者へ同意が必要になります。

④専任媒介契約の締結

当社とお客様の間で専任媒介契約の締結を結びます。

⑤専任媒介契約書(写)

債権者に専任媒介契約書(写)を送付債権者に当社が販売活動をする旨を伝える。

⑥販売活動の開始

早い売却を図るために業者間物件情報システム「レインズ」に登録します。

⑦買付証明書受理

買主から買付証明書を受理します。

⑧債権者との交渉

抵当権全額の抹消に協議、応諾、「配分表」の作成。

⑨債権者との合意

抵当権の解除、差し押さえの取り下げを行います。

⑩売買契約の締結

居住している方は引越し先を探します。

⑪決済・所有権移転・引渡し

決済・所有権移転・引渡しを行います。

⑫債権者との残債務の返済方法の決定

一般には残債務は一時金あるいは数年間1万~3万円月々返済といったように進めていきますが、所有者の方の事情により多種多様なケースがあり、当社と所有者とで十分な話合いを行い対処します。また、一般債務(金融会社)について顧問弁護士を紹介し解決にあたることも可能です。

任意売却とは、住宅ローンが払えない・滞納している・差押・競売になってしまったなど通常の不動産売却が出来ない状況に、債権者の合意を取ることにより競売より有利な条件で売却し債務整理をすることです。(任意売却は開札期日前日まで可能です)
実際に任意売却を行なうには、複数の債権者に対して担保不動産の売却を認めてもらい、競売申立を取下げてもらう等の交渉が必要です。
その為に不動産や金融・法律などに関する幅広い知識が必要になります。
任意売却の取引をスムーズに成立させるには、こうした信頼と実績のある不動産会社・そして金融機関とのコネクションがある業者を選ぶ事が大切です。

・不動産の所有者・連帯債務者・保証人が他の不動産を所有していない事
・対象となる不動産の所有者(債務者)また連帯債務者保証人に債務返済能力がないことが証明できる事
(収入・支出・返済額のバランスから返済不可能な事)

これはローン返済能力があるにも関わらず、任意売却で債務整理されることを防ぐために設けられました。
こういった状況を債権者に理解してもらう事は、債務者自身では難しい事です。
私たち、株式会社クマシュー工務店は不動産の所有者と債権者の間に入り、任意売却する為に必要な競売の取下げ依頼や、売却後の返済額の交渉をまとめた上で、所有者・債権者・買主が納得のいく価格で売却します。

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